「LIBECO」ベルギーのリネン工場へ

Posted: 2012/06/13 | Category: BLOG | No Comments »


June 11, 2012

「LIBECO」ベルギーのリネン工場へ

最高のリネンを求めて



Note,

いつもはパリの商社で生地の打ち合わせをしているのですが、自分が惚れ込んだ
ベルギーリネンとうい布が、どんな場所で、どんな風に、どんな人たちの手で織
られているのか、1850年から続く
工場に一度訪れてみたかったので、今回は
ベルギーのLIBECOの本社と工場にお邪魔しました。

「LIBECO」は、パリから車で2時間半。ベルギーのレイエ(Leie)川のほとり
でフランドル地方の他の町と同様に織物業で発展したコルトレイクから30分程
行った古い田舎町に工場はありました。

次のシーズンの企画の打ち合わせも、新発見や新たな可能性も見えて、楽しくと
ても有意義なものになりました。やはり来てよかったです。打ち合わせの
後、工
場見学させて頂きました。工場内はリネンの香りが立ちこめていて、新しい畳の
部屋に入った様な香りがします。現在は、機械での作業になっています
が、最終
確認と検品 品質管理は、必ず人の手で 一点一点行われていました。工程の中で
るリネン特有のケバも 再利用され合板になります。また、バイクのヘルメット
やテニスのラケット、サー
フボードにもリネンが使われているそうです。

リネンはフラックスと呼ばれる1mほどの背丈の一年草から取れる繊維で、1万年
以上も前から存在する人類最古の布だと言われています。古代エジプトで誕生し
たそのリネンの製法が、こうして現代でも人々の生活に深く関わっています。

リネンは他の繊維に比べ手間とコストのかかる素材ですが、栽培において農薬が
ほとんど使われていないなど、地球にも人にも限りなくやさしい繊維です。安価
な繊維の登場によりその生産量は激減し、今では繊維全体の消費量のうち、リネ
ンの消費量は減ってしまいましたが、コットンが主流になった今でも、リネンが
人々の生活に溶け込んでいた時代の名残が、ベットリネンやテーブルリネン、ラ
ンジェリー(フランス語でリネンはランといいます)などの言葉に使われ、当時
のリネン文化を物語ってます。

150年前の人々が感じた感覚を、今も感じることが出来る素材に感動しながら
ベルギーを後にしました。



1年後の話ですが、来年の2013年春夏のコレクションも楽しみにしていて下さい。





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